今回の音声動画では多くの水溶性ケイ素製品に含まれているナトリウムとケイ素の関係を丹治さんに質問してみました。
ナトリウムと聞くと僕たち一般人は「塩分の取り過ぎ」とすぐに思い浮かべて、過剰な反応をしてしまいます。
僕もまずそれを疑問に思いました。
今回はそのナトリウムが体に与える影響を詳しく聞いてみました。
Crystal Talk vol.4
語り手:丹治明生氏
【主な内容】
■ケイ素とナトリウムの関係
■ナトリウムとケイ素が結合することで体内吸収率が高くなる
■胃潰瘍・高血圧をケイ素が防ぐ
■ケイ素は細胞を正常化させる
■ケイ素はナトリウムの副作用を防ぐ
■ナトリウムが無いと血液は動かない
■ケイ素は免疫能力を上げる(可能性がある)
■なぜ実験でラットを使うか?
■ヌードマウスについて
■臨床研究とは
水溶性ケイ素製品に含まれるナトリウムの割合
水溶性ケイ素製品に含まれるナトリウム量が一体いかほどのものか、というのを自分なりに調べてみました。
水溶性ケイ素は色んな会社が販売していますので、僕の手元には数十社の水溶性ケイ素製品があります。
色々とありますがどの製品にもナトリウムは入っており、これは製造会社に尋ねると水溶性ケイ素の原料を製造する時にナトリウムが必要であり、また摂取時にケイ素と結合することで体によい影響を与えるとの回答でした。
僕が今飲んでいる水溶性ケイ素製品のパッケージに記載されている栄養成分表示にナトリウム605mg(100ml当たり)とあります。
なんか605mgと言えば、スゲーたくさん入っているみたいに当初思いました。
これだけ見れば「これは塩分の過剰摂取じゃないか」と思うでしょ。
そこも珪素学会という処があるので、問合せしてみました。
以下、珪素学会からの回答です。
「塩分」とは、一般的に食塩のことを指し、食塩の主成分は「ナトリウム」と塩素が結合した化合物の「塩化ナトリウム」で、化学式では NaCl で表します。
ナトリウムというのは食塩に含まれる成分の一部のことであり、「ナトリウム量」イコール「塩分量」ではありません。
ナトリウム量を塩分量に置き換える換算式は以下です。
【換算式:ナトリウム量(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)】
605×2.54÷1000=1.5367g
水溶性ケイ素100mlの中の食塩相当量は1.5gということです。
そして日本の厚生労働省が推奨している「健康日本21」での指標目安は、1日当たりの平均摂取量 成人13.5g。
2015年の指標目安は8g未満です。水溶性ケイ素100ml中の食塩相当量 1.5g
実際の食塩摂取量の平均は2013年の調査で男性11.1g、女性9.4gです。
2010年の指標目安 9g未満
2015年の指標目安 8g未満
これから考えますと、水溶性ケイ素の原液をかなり摂取しない限りナトリウムの過剰摂取にならないと判断しております。
ちなみに以下に加工食品に含まれる塩分を記載しておきます。
塩鮭1切れ(80g)・・・塩分量 約4.6g
食パン1枚(60g)・・・塩分量 約.08g
梅干し1個(10g)・・・塩分量 約2g
天ぷらそば1食・・・・・塩分量 約6g
かつ丼1食・・・・・・・塩分量 約4.5g
との回答でした。
結果からいえば水溶性ケイ素製品に含まれるナトリウ量では、全然塩分の取り過ぎにはならないということでした。
参考まで。
Crystal Talkシリーズ
Crystal Talkシリーズとは薬草家であり薬学にも精通した丹治明生先生にインタビュー形式で水溶性ケイ素に関した感想を頂いたものです。あくまでも水溶性ケイ素を使って貰った一個人の感想なのでご了承下さい。
➡vol.1「ケイ素は体内で健康な細胞を作る働きをしている」
➡vol.2「化学的な薬の人体への弊害について」
➡vol.3「化学的な薬と自然療法的な生薬の融合が大切」
➡vol.4「ナトリウムとケイ素が結合することで体内吸収率が高くなる」
➡vol.5「水溶性ケイ素が皮膚に与える影響を検証してみた」
➡vol.6「ケイ素の抗癌的効果の有用性」
➡vol.7「恨み深い又は疑い深い人は統合失調症になりやすい理由を解説します」
➡vol.8「発達障害から引き起こる疾患にも水溶性ケイ素は有効かも」