稀に水溶性ケイ素を飲みだすと寝つきが悪くなった、という方がおられます。
水溶性ケイ素に睡眠を邪魔する成分(要素)はありません。
寝つきが悪くなったという原因は水溶性ケイ素というよりも、その飲み方や就寝前に取る行動に原因があるのかもしれません。
今回は快適な睡眠をとるために、就寝前にとっては行けない行動を解説します。
冷たい水を飲む
水溶性ケイ素を飲むと夜寝つきが悪くなったという方の原因は、この「冷たい水を飲む」というのが一番多い原因かもしれません。
水溶性ケイ素商品の飲み方というのが大抵の水溶性ケイ素商品のラベル、パッケージ、チラシには書かれています。
その飲み方にはコップ1杯の水に、数滴入れて飲んで下さいと書かれています。
特に夏場の場合、冷蔵庫の冷たい水に入れて飲むと体を冷やしてしまうので、中には眠れにくくなる人がいます。
就寝中は水分を放射するので、水分を寝る前に飲むということは基本的に良いことなのですが、あまりに冷たい水は体を冷やすのでNGということなのです。
あまりに冷たい飲み物は臓器に刺激を与えるので、睡眠ホルモンの妨げになるのですね。
水溶性ケイ素を飲み出して下痢になったという方も時々いますが、これもそれまで以上に水分の取り過ぎ、または内臓を冷やしているのが原因です。
お酒を飲む
寝つきをよくするために「寝酒」を1杯というのはよく聞きますが、これは事実です。
しかし飲み過ぎると、摂取したアルコールが体内で分解される時に交感神経が活発になります。
飲んで寝て、深夜突然目が覚めるというのもこれが原因です。
個人差があるので、自分に適したアルコール量を知ることが大事です。
コーヒー紅茶を飲む
就寝前にコーヒー、紅茶を飲んでもなんともない、という人もいますが、通説ではコーヒーを飲めばその中に含まれるカフェインの影響で目が覚めると言われます。
カフェインは4時間ほど、睡眠ホルモンのメラトニンの放出を邪魔します。
コーヒーだけでなく、紅茶、ウーロン茶、ジャスミン茶などにもカフェインは含まれています。
お風呂・シャワーに入る
熱いお風呂、シャワーは寝つきを邪魔します。
寝る時に必要なのが副交感神経を優先させることです。
40度以上の熱めのお湯に浸かると「交感神経」が刺激されて優先され、体も頭もシャッキとします。
これが寝付けない原因です。
就寝前にお風呂に浸かりたい場合は、就寝前3時間以上で38度程度のぬるめのお湯にした方がいいですね。
歯磨きをする
意外かも知れませんが寝る直前の歯磨きは、寝つきを邪魔します。
その理由は歯茎を刺激する事で、睡眠ホルモンであるメラトニンの放出を邪魔して睡眠を妨げるからです。
遅くとも歯磨きは就寝前1時間くらいにしましょう。
コンビニに行く
寝る前にコンビニ買い物に行くみたいは事は、深夜族の人なら普通にしているかもしれません。
コンビニと特定していますが、その照明に原因があるわけです。
寝る前にあまりに明るい光を浴びると、脳の体内時計を司る松果体が昼と夜を勘違いしてしまい目が覚めてしまうのです。
よって就寝前に過ごす灯りも、ダウンライトのような暗めの灯りが就寝にはよいでしょう。
スマホをいじる
もう誰もが習慣になっているのが、ベッドに入ってのスマホいじりです。
スマホの液晶画面の明るさは結構強い光度なので、やはりこれも睡眠ホルモンのメラトニンの分泌を止めてしまいます。
これが習慣になると不眠症になります。
夜食を食べる
モノを食べれば胃が消化活動に入ります。体が活動状態になっている間は、睡眠ホルモンのメラトニンは放出しません。
就寝前にモノを食べると、寝付けない状態になりますので極力就寝直前の食事は避けましょう。
運動する
睡眠時の体は、体温が低くなります。熊も冬眠する時は低体温になると言われていますが、大抵の動物がそうなのですね。
運動すると逆に体温は上がります。
体温が上昇している間は睡眠ホルモンのメラトニンは分泌しません。
但し体をリラックスさせる程度のストレッチなどは効果的なのですが、有酸素運動などのウォーキングは寝る2時間前くらいには終了するようにしましょう。
以上が快適に寝付けるようになるコツです。