こんな質問を貰いました。(^^)
玄米茶にケイ素を入れて、しばらく置くと、
お茶の色が褐色に濃くなったけど…どうして?
お茶っ葉は無く、コップに入ってるお茶に
ケイ素を入れてるみたいです。
ネットで調べてみたけど、分からなくて…
なぜ、色が濃くなったのか、教えて頂きたくて。
宜しくお願いしますm(_ _)m
上記の質問内容ですが、お茶の葉をこしてもう茶の葉が無い湯呑にケイ素を入れるとお茶の色が濃くなってびっくり!
もうお茶の葉はないのに、どうして色が濃くなるの?
という質問ですね。
これは熱いお茶だけに限らず、市販のペットボトルで販売されているお茶に、水溶性ケイ素を入れても同様にブァーと色が濃く変色します。
一度、色んなペットボトルで売られているお茶で試してみて下さい。ウーロン茶などがわかりやすいです。
すでにお茶の葉もないのに、なぜ色が濃くなるか、ということを解説します。
お茶を入れる時、普通は熱湯でお茶っ葉を越して入れます。
その時、熱湯がお茶の葉の中にあるエキスを抽出しています。
お茶の葉から出てくる微量の粒子成分の大きさは20μmのものから10μm以下のものまで様々です。実はこの粒子の大きさで、お茶ののど越し感や渋み、色合い、歯触りというものが変わってきます。
人間が粒子の存在を目で認知出来るのは20μm付近までです。それ以上小さなものは肉眼では捉えることが出来ません。
お茶の微量成分も、10μm以下というもので構成されているので当然そこは目に見える粒子はなく、ただお茶の色だけに見えますが。完全に非結晶となっておりませんので、厳密には細かく粒子が水の中に存在しています。
実験ではお茶の葉を入れたまま、水溶性ケイ素を入れてお茶の葉の中のカテキンとかクロロフィルという成分などが瞬時に引き出されてわかります。それは目に見えるお茶の葉があるからです。
でも湯呑に入れられたお茶は、一旦茶こしで越されてますが、茶こしの目をすり抜ける細かな粒子がお茶の中に入ります。
水溶性ケイ素は、その肉眼では捉えることが出来ない微量なお茶の成分粒子からでも、瞬時にお茶の成分をまだ引き出しているので色の変色が起こるということです。
これが水溶性ケイ素がナノ化されている上に、高い振動数を持っていることで起こる現象です。