ケイ素でお料理をするとなぜ味が美味しくなるのか?
水溶性ケイ素を使った感想の中で「料理が美味しくなる」「ご飯が美味しく炊ける」という声が多くあります。
なぜ水溶性ケイ素を使うと料理が美味しくなるのでしょうか?
特に美味しいというメニューは「焼肉」「焼き魚」「焼きいも」「煮物料理」などなど。。。
どうも焼き物系が多い。
焼肉といえば僕が住む神戸の長田区も焼肉のメッカで、焼肉の美味しいお店が多いのですね。
そして美味しいと言われる店は、肉を焼くのに「かんてき」を使います。おそらく関西以外の方では「かんてき」と言われてもわからない人も多いはず。
かんてきとは「七輪」のことを言うのですね。
実は焼肉を美味しく焼くにはこの関西でいうかんてきなる、焼き道具が実はキーポイントになっているのです。関西以外では「七輪」のことね。
ちなみに、七輪をなぜ関西では「かんてき」というのかと言えば、「火が熾り(おこり)やすい」、ということを癇癪(かんしゃく)に掛けているらしい。すぐに怒る親父のことも「かんてき親父」などとも言いますね。
まあ、そういう事で焼肉は七輪で焼くと旨い。
そして今度は焼肉からいきなり「量子物理学」の話に飛びます。
ケイ素という原子(原子番号14)は、宇宙、太陽、月、地球等から発する電磁波の内赤外線領域の波動を吸収し、かつ輻射(ふくしゃ)する性質を持っているのです。
ケイ素は遠赤外線(テラヘルツ波)を吸収し、さらに放出するという特性があるということ。
まずはこれを覚えておいて下さい。
そして次には、焼肉やサンマを焼く「七輪」は、実はケイ素成分を多く含んでいるのです!
ここがポイントです!
もう少し詳しく見ていきましょう。。。
七輪の産地で一番有名なのは、石川県能登半島です。他にも秋田県の寄延沢、秋田県の鷹巣、大分県の庄内などがあります。
日本で七輪の一番の産地である能登半島、この半島の大半が実は珪藻土の土壌なんですね。
その起源は、なんと今から約一千万年も昔に遡ります。
一千年前、この能登半島の近隣の海には珪藻という植物性プランクトンが大量に生息しておりました。
しかしやがて、地球の気候変動などでプランクトンが死滅して、その遺骸(死体)が、海底に堆積しました。
この植物性プランクトンの骨格をケイ素が作っていたのです。だからこの辺りの土壌を調べれば約40%がケイ素であり、その土壌を珪藻土と呼ぶのですね。
そういう理由により、珪藻土豊富にある能登半島で作られる七輪にケイ素が多く含まれているという事です。
やっと繋がったかな(^^)
この事から肉でも魚でも、七輪で焼くと熱の上昇に伴い赤外線を放射して肉や魚の深部まで加熱してくれて、さらにその旨味成分を十分に引き出してくれるから味が良くなるのです。
ご飯を炊く時にも水溶性ケイ素を入れることで、遠赤外線を放射するかまど炊きと同じ効果が出るという事です。
他にもピザで有名な所は、わざわざ店内にカマドを作って焼いているでしょ。それも同じ効果を作っているという事ですね。
石焼き芋、石焼ビビンバ、溶岩焼きも同じ原理です。
これが水溶性ケイ素をお料理に使うと美味しくなる、という理由です。