ケイ素はエピソードがいっぱい
ケイ素は地球において酸素に次いで多く存在する物質です。そしてそれは生物にとってとても重要な存在でもあります。
古代の人の風習をよく研究すれば、そのケイ素の重要性を「知っていた」ということがわかってきます。
人体の部位で胸の辺りに「胸腺」というTリンパ球と呼ばれる白血球をつくっている臓器があります。体の免疫を担う重要な働きをする器官です。
その「胸腺」もケイ素で出来ています。そして古代人はその胸腺を活性化させる目的で勾玉(翡翠=ケイ素)を首から下げていたのです。勾玉が丁度胸腺に当たり、常に胸腺を活性化させることを知っていたのです。(その名残がネックレスなんですね)
神を祈る姿勢として、土下座で眉間を土に付ける行為も土中のケイ素と合体する意味がありました。眉間には第三の目と呼ばれるチャクラがあり、それは脳内の「松果体」に繋がっています。そしてその松果体は宇宙に繋がっています。
野生の動物を見ていると、時に土を舐めている動物を見かけます。アレは土中にあるエサを食べているのではなく、土そのものを食べているのです。土にはケイ素が含まれているので、動物の本能でケイ素が体によいことを知っている証拠です。
ケイ素は漢字で書くと「珪素」と書きます。
そうです、土の王様と書くのです。生命に必要なミネラルは概ね土中にあります。その土中のミネラルを植物が吸って、その実を生物が食べるという循環が起きます。
そのミネラルの中でも古代人は「珪素」が一番重要だということを知っていたので、土の王様という字を当てたのでしょう。